自分を知る
英語の自己紹介にはそのための準備をしておくことが大切です。いきなり紹介文を考えようとしても、伝えるべき内容が整理されていなければまとまりの無いものになってしまいます。
そこで自己紹介文を考える前にやるべきこととして「自分を知る」ということが挙げられます。自分のことは自分がよく知っているはずですよね。では、自分を知るためには具体的にどうすれば良いのでしょうか。まずは自己紹介で相手に伝えたいと思うことを思いつくまま書き出してみます。もちろん自己紹介を行う場面や伝える相手によって内容は変わってきますので、ある程度それらの点を頭に入れておきましょう。自己紹介をする場が例えば就職面接や仕事で上司やお客様に対してである場合、自分をアピールすることが大切になりますので細かく内容を考えなければなりません。
就職活動の準備段階でよく「自己分析」という言葉が使われるのですが、英語の自己紹介の準備でもこれと同じ作業が必要だと言えます。今まで自分がやってきたこと、それがどのように今の自分に影響しているか、そして今後どうしていきたいかなどを深く掘り下げていくのです。この自己分析の作業において重要なのは、自分のことを客観的に分析するということです。
客観的な自己分析とは、自分だけの見方(主観)で評価するのではなく、他者つまり外部からの視点で自己評価するという意味です。自己評価は主観的になりやすくつい甘く評価しがちです。そうならないためには、例えば自分が過去に経験したことのエピソードを交えて自分はこういう特徴があるということを示すなど工夫するとより分かりやすくなります。自分を知るという作業をしっかり行い英語の自己紹介に備えておきましょう。