文章による自己紹介のポイント:長さ
会話のときと同じく、文章による英語の自己紹介ポイントも見ていきましょう。文章による自己紹介では長さと構成、書き言葉という2つについて紹介します。
ではまずは自己紹介文の長さと構成からです。長さについては会話と同じく長すぎず簡潔にまとめるのが良いでしょう。内容にまとまりが無く長く続く文章は読み手に疲労感を感じさせるだけです。せっかく内容を練って準備をしても印象に残らずに終わってしまうのはもったいないことです。先ほど述べたように文章には抑揚を付けることができません。そこで文章にリズムを持たせるという、構成上の工夫が必要になってきます。文章にリズムを持たせるには具体的にどうするのかというと、適切な段落分けをすること、一文の長さを短めにしできるだけ長さをそろえることです。
段落は内容のまとまりによって区切るものであり、適切に区切られていれば読み手は段落毎に内容を頭に入れることができます。一文の長さを短めにするのも読み手が内容を整理しやすくなるように、また文章が冗長であるという印象を与えないため。文章を読むとき、人は一文あるいは一段落のまとまりによって頭の中で内容を整理しています。ですから、一文、一段落がきちんと区切られていると自然と文章にリズムが生まれ、結果読みやすく内容が分かりやすいという印象が残るのです。
最初は文や段落の区切りがつかめず、しかも英語で書かなければならないため苦戦するかと思いますが、これも数をこなすうちに次第に上達していきます。内容のまとまりを考えながら英語の自己紹介文を書く練習をしておきましょう。