場面に応じた自己紹介
ここでは、趣味、面接、ビジネスのそれぞれの場面に応じた英語の自己紹介について説明していきます。どの場面にも共通して言えることとしては、前もって各場面の雰囲気や相手を想定して自己紹介を考えるということです。
まずは趣味を話題の中心としたカジュアルな場面での英語の自己紹介です。固い雰囲気ではない場合が多いので時には笑いを交えながらといった内容も良いと思います。自分の出身地や趣味は多くの人が興味を持つ項目ですのでこれらは特に話をふくらますことができるのではないかと思います。出身地の紹介や、趣味の話であれば始めたきっかけ、期間、詳しい内容をふまえるとあなた自身のことをより分かりやすく伝えることができます。様々な文化や習慣を持つ人々が集まる所では、自分が当たり前のように知っていることも相手にとっては初めてということがしばしばあります。そのようなときに備えて相手が理解できるかどうか不明なことについて、簡単な説明を加えるなどの工夫があると良いでしょう。
続いて面接の場における英語の自己紹介です。英語での面接ということは、英語力に関しては日常会話、ビジネス会話のレベルはあるものと見なされています。ですから英語に関する資格を持っているというだけではアピール不足です。これまでの自分の経験についてどのような目的を持って取り組んだか、そこから何を得られたか、また、今後そうした経験を就職してからどう活かしたいかという点について簡潔にアピールしましょう。自己アピールを基にさらに質問されることもありますので、伝えるべきことをよく整理しておく必要があります。
最後に、ビジネスにおける英語の自己紹介です。前に書いた所属、職種、現在担当している業務、職場内での役割などの項目について簡潔に、そしてしっかりと自分自身の存在を最大限に示すべきです。ビジネスの場面では人の印象というものが強く残るものです。また、後々の業績につながる可能性もありますので、自分の立場をわきまえながら相手の印象に残るようなアピールが重要です。
以上紹介した3つの場面での英語の自己紹介について、後ほど例文を紹介しますのでそちらも参考にしてみて下さい。